CROWN READING 和訳 Short Story 1 The Pillow 枕 | 和訳のCROWN

CROWN READING 和訳 Short Story 1 枕

三省堂 英語R 018 CROWN English Reading 
Short Story 1 The Pillow(枕)

【内容】 

ある博士が「枕」を発明しました。それで寝ると睡眠中に英語がマスターできるのです。「勉強嫌いだけど、英語をマスターしたい」男性が試験しましたが、その結果は、寝ているときだけ英語をしゃべることになりました。

P.30

小さな研究室で、「できた!」とF博士は叫んだ。「とうとうすごい発明を成し遂げたんだ。」

彼の声を聞いて、隣室の男性が入ってきました。

「発明って、何ですか?私には枕に見えますが。」

博士の机の上にある物体は大きさも形も、本当に枕みたいに見えました。

「確かに寝るときに頭を乗せるものだよ。しかし、ただの枕じゃないんだよ。」と、博士が答えた。

博士は、それを開けて、指差しました。それの内部には電池と電気の部品が一杯でした。

隣人はそれを見つめました。びっくりしてしまって、彼の目は大きく見開かれていました。

「すごいですね! それで寝ればきっと素敵な夢が見れますよ。」

「いいいや、そんなもんじゃないんだよ。これは寝ている間に勉強できる機会なんだよ。枕に組み込まれている情報は電波に変わって、眠っている間に頭の中に送り込まれるんだよ。」

「本当にとっても役に立つ機械なんですね。ところで、どんなことが勉強できるんですか?」

「これは試作品なので、英語を学ぶだけにしか使えないんだよ。しかし、幾つか改良を加えれば、勉強したいものは何でもできるようになるよ。」

「何てすごいんでしょう! どんな怠け者でも、寝るときにこの枕を使うだけで勉強できるんですね。」と隣人。

「その通りだよ。」と博士は誇らしげに言った。「多くの人々が、熱心には働きたくなくなっている人がますます多くなっているんだよ。彼らのような人たちがこれを欲しがるんだ。彼らのおかげで、僕はいつかきっと金持ちになれるんだよ。」

「本当にそう(作動する)なら、皆欲しがりますよ。」

「もちろん、そうなるよ」

「それじゃ、まだ試していないんですか?」と隣人が聞きました。

「研究するのに忙し過ぎたんだよ。それに今の今、出来上がったところなんだ。しかし、そういえば、僕はすでに英語を話すので、自分で試してもあまり上手くはいかないな」と、博士は言いました。

少し困ったふうでした。

隣人は前かがみになって(言いました)、「そういうことでしたら、私で試してみませんか?私は勉強が嫌いです。それでも、英語は学びたいんです。どうか試させてください。」

「じゃあ、いいよ。驚いたな、こんなに早く志願者があるとは思ってもいなかったよ。」

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