Reading 1
On a Stormy Night
(嵐の夜に)
【Pre-reading】
[訳]
(1) この物語に登場する動物はなんですか?
(2) どのような天候ですか?
(3) どのような事がこの物語で起こりますか?推測してください。
P.41 〔和訳〕
それは嵐の夜だった。
林の中をヤギが歩いていた。
彼はびしょ濡れになっていた。
すると、突然、稲妻が走った。
【POINT】
Suddenly there was lightning.〔there is (are / was / were)〕で、「~がある、いる」という表現。
thereを「そこ」などと訳さないように注意。
彼は、小屋を見つけてその中に入った。
中は暗かったが、雨を避けることができて彼は喜んでいた。
彼は横になり嵐がやむのを待った。
少しして、ドアが開き、誰かが雨を避けるために入ってきた。
コツン、コツン、コツン。
ヤギは、その音がヤギの足音のように聞こえて、また別のヤギが訪れたのかと思っていた。
【WORDS】
stormy 〔形容詞〕 嵐の
goat 〔名詞〕 ヤギ
completely 〔副詞〕 完全に、すっかり
wet 〔形容詞〕 濡れた
lightning 〔名詞〕 稲妻
hut 〔名詞〕 小屋
inside 〔副詞〕 屋内で
get out of ~ 〔熟語〕 ~を避ける
lay(lie 〔動詞〕 横になる、横たわる
storm 〔名詞〕 嵐
tap 〔動詞〕 とんとんと軽くたたく
tap,tap,tap, 〔擬音語〕 とんとん、こつこつ
visitor 〔名詞〕 訪問者
sound like ~ 〔熟語〕 ~のように聞こえる
footstep(s) 〔名詞〕 足音
P.42 〔和訳〕
「こんにちは、友よ」とヤギは言った。
しかし、ヤギは間違えていた。
友達ではなかったのだ。
それはオオカミだった!
オオカミは足の怪我をしていて、歩くときに杖を使っていた。
【POINT】
The wolf had an injured leg ~
過去分詞が名詞を修飾する形容詞の働きをすることがある。
本文では、injured(気づけられた) ⇒ leg(足)が直接の意味
それであの音を立てていたのだ。
「誰がいますか?」
「僕だけですよ、」とヤギは言った。
「ここに来てくれてよかった。
寂しかったんですよ。」
「僕も、こんな暗い嵐の夜に一緒に話せるヤツがいて良かったです。はっくしょん!」
【POINT】
I also feel happy to find someone to speak to on such a dark stormy night.〔to+動詞の原形〕で様々な意味を表す。
①「to fine」は前のhappyを受けて、「見つけて(幸せだ)」という意味
不定詞の副詞的用法「~して…」である。
②「to speak」は、someoneを修飾して、「話すための(誰か)」という意味
不定詞の副詞的用法で「~するための…」という意味
「まぁ、大丈夫ですか?」
「大丈夫。風邪なんだ。」
「僕も風邪をひいているんだよ。
だから何も匂わないんです。」とヤギは言った。
「僕もなんだ。お互い声を聞くことしかできないんですね。」
ヤギは、「きみはオオカミのような低い声をしているんだね、」と言おうとしたのだが、新参者を傷つけてしまうと思って
何も言わなかった。
オオカミは、「ヤギのような高い声をしているんだね、」と言いたかったのだが、失礼だと思って何も言わなかったのだ。
「どこに住んでいるんですか?」とヤギは聞いた。
【WORDS】
wolf 〔名詞〕 オオカミ
injure(d) 〔動詞〕 傷つける
stick 〔名詞〕 棒、杖
lonely 〔形容詞〕 寂しい
Atchoo! 〔間投詞〕 はっくしょん (くしゃみの音)
have a cold 〔熟語〕 風邪をひく
smell 〔動詞〕 においを感じる
neither 〔副詞〕 ~もまた…ない
Neither can I. 〔熟語〕 私もだめなんですよ。
All we can do is ~〔熟語〕 私たちは~しかできない
voice 〔名詞〕 声
hurt 〔動詞〕 傷つける
newcomer 〔名詞〕 新参者、新しく来た者
feeling(s) 〔名詞〕 気持ち
rude 〔形容詞〕 失礼な