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UNICORN READING 和訳 LESSON 1 鳥島のアホウドリ

文英堂 英語R UNICORN ENGLISH READING
Lesson1 ALBATROSS IN TORISHIMA
(第1課 鳥島のアホウドリ)

P.4

【Befor You Read】

アホウドリ

アホウドリは世界で最も珍しい鳥の一つである。
彼らは歴史的に、北太平洋で最も豊富なアルバトロスの1種でした。
羽毛の取り引きは、ほぼその種を絶滅にもたらした。

鳥島

鳥島は小さな伊豆諸島にある小さな活火山のある島です。
八丈島の約280キロ南方にあります。
それは、アホウドリが巣ごもる島として知られています。

P.5

ON THE SCENE 省略

P.6

私が始めて「トリシマ」という言葉を聞いたのは,南極海の船の上でだった。

画家であり,鳥の専門家であるピーターは,彼の好きな海鳥であるアホウドリについて快活に話していた。

「鳥たちにとって広い海というのは,人々にとっての宇宙と同じなんです。

鳥たちにとっては,それはきっと,最も難しい環境であるのです。

しかし,島から何千キロも離れたところですら,鳥たちを見ることは可能なのです。

彼らは,普通の鳥ではないのです,海鳥なのです。

世界中の海鳥の中に,私を畏敬の思いでいっぱいにさせた類のないものがいます。

それは「穏やかな巨人」,アホウドリです。

彼らの住む世界は,丘や森林のようなところではなく,青,緑,白と絶えず変わる海なのです。」

【WORDS】
Antarctic 南極海
seabird 海鳥
ordinary 普通の
awe 畏敬
giant 巨人,巨大なもの

P.7

ピーターは私達に,悲劇的な歴史とともにほぼ絶滅したshort-tailed albatross(アホウドリ)という一種を除いて,あらゆる種のアホウドリを見たことがあると語った。

それは活火山のある遠く離れた日本の一つの島でしか繁殖しないのである。

彼は10年間にわたってそこに到着しようとしていた。

(at one point),彼はトリシマの320キロ以内まで航海し辿り着いたが,天候と状況で彼は,上陸することはできなかった。

彼は,島の名前を目を閉じ,深く切望しながら,ゆっくりと発した,「ト・リ・シ・マ」と。

short-tailedアホウドリはかつて日本からカリフォルニアに渡る空を覆っていた。

北極においては最も普通のアホウドリであった。

ちょうど百年前,羽毛採取者たちは,ほぼ一匹残らず殺してしまった。

17年間で,500万羽が殺され,マットレスや掛けぶとんの材料となった。

アホウドリの全世界での数は約10羽に落ち込んだ。

【WORDS】
extinct 絶滅した
tragic 悲劇的な
breed(s) 繁殖する
volcano 火山
manage(d) ~をなんとか成し遂げる
sail 帆走する
circumstance(s) 状況
prevent(ed) 妨げる
manage to do なんとか~する
prevent ~ from -ing ~が-するのを妨げる
stuff 材料
mattress(es) マットレス
quilt(s) 掛け布団

P.8

トリシマに隠れ場所を見つけたというだけで生き延びてそうなったであり,その場所というのは人々が訪れるにはとても困難な場所である。

1962年に,日本政府は,それらの珍しいアホウドリを国鳥と宣言した。

今では,約400羽が残っている。種の数は劇的に増加してはいるものの,()絶滅している。

それらの美しさや特異性を褒め讃えることやこれらの海鳥を観察することよりも大切なのは何だろうか。

ピーターと私は鳥島への旅をすることにした(計画することを始めた)。

私達が同意し合った,最も強い望みは長谷川博さんと力を合わせることだった,その長谷川博さんというのはアホウドリを救うことに自分の人生を捧げている人である。

彼は独力で,アホウドリの困難な状況に政府の関心を向けさせたのだ。

一緒に計画をしてから10ヶ月後,私達は博さんに会いに東京へ飛んだ,そしてその時から彼は私達の友人となったのだ。

【WORDS】
declare(d) 宣言する
monument
lifetime 人生
observe 観察する
celebrate 褒めたたえる
devote(d) 捧げる
attention 注目

P.9

東京に到着した後のある日,博,ピーター,そして私は八丈島に飛んだ,その八丈島には伊豆諸島における最後の空港があった。

さらに遠くに向かう旅行者はそこから,船で行かねばならない。

八丈島はなじみのある世界と全く知らない世界との交差点である。

午後に旅支度の買い物をしていると,ピーターが興奮した声で言った。

「私達の鳥島への最初のたびだ!」。博さんはこう答えた。「私は37回そこに行ってますが,(今でも)まだあなたのように興奮してしまいます。」

夜中に激しい雷が鳴った。翌朝,数日間悪天候が続くだろうと聞いた。

【WORDS】
crossroad 交差点
familiar 親しみのある
unknown 分からない
thunderstorm 激しい雷雨

P.10

私はまるで,自分たちが不思議な場所への長く険しい航海旅行をする旅行者であるような感じがした。

驚いたことに,翌朝,晴れあがった。私達は,素早く身支度を整え,ドックへと急いだ。私達は,後援者にさよならと手を振ると,船はゆっくり離岸した。八丈島は遠くに小さく,小さくなった。

その夜遅く,船長は,「トリシマだ,トリシマだ」とささやきながら,客室に入ってきた。

ピーターと私はデッキに出た。

夜空は星で一杯だった。私にはより大きな暗闇が見え(始め)た。

私は言った。「何ヶ月ものかけてのち,ここ,本当に鳥島にいるんだ。」

朝になると,船長は私達を下ろした。

私達は5階建ての建物くらいの高さもありそうな崖をのぼらねばならず,それから,アホウドリを見るために山々を越えていかねばならなかった。

島の反対側に行くのは困難であった。高い崖の頂上に立つと,海と我々の間にある岩礁の上に小さな一群の鳥が(下に)見えた。

【WORDS】
journey 旅
holy 近寄りがたい
dock ドック
captain 船長
cabin 客室
deck デッキ
mountains 山地,山々
cliff 崖
flock 群れ
shelf 岩礁
as if まるで~のように
to one’s surprise 驚いたことに
clear up 
head for ~に向かう

P.11

地球上に最後に残っているアホウドリたちを見て,私は悲嘆した。

私達には特別な鳴き声やらが聞こえた。彼らの頭上を,他のアホウドリの群れが空を飛び越えていった。

ピーターは,感激で目をうるわせながら崖の端に立っていた。

「行こう!」ついに博さんは言った。

それは険しく,滑りやすい100メートルはある崖だった。

ロープのおかげで,下に降りて二つの営巣地を見つけた。

彼らは普段通りに行動していた。

巣を作ったり,求愛したり,卵の世話をしていたりと。

明るい黄色が混じった白い頭と先が青いピンクのくちばしで,大人になると何とも言われないほど美しくなる。

突然,大きなアホウドリが洋上に現われ,営巣地の上で大きな円を描(きながら飛んだ)いた。

日光がその黄色の足の間で輝いた。「きれい」と,言葉というよりも吐息で私は言ったのである。

P.12

翌日私達は,再び,営巣地に向かったが,崖を下るときに転落して,ひどいケガをしてしまった。

三日目,痛みがひどくなり熱を出してしまったので,ピーターと私はすぐに島を離れることに決めた。

博さんはアホウドリとその場所に留まり,そこになじんでいるからである。

私達が船で島を出発すると,アホウドリと巨大な崖と営巣地が視界に飛び込んできた。

「あれが世界中におけるアホウドリの巣の数です。」ピーターは悲しくこう言った。

ちょっとすると,大きく微笑んだ。

私たちは二人とも彼らを見たという忘れがたいスリルを感じたんだ。

「見て,博さんがいるよ。」彼は,吹雪のように舞い飛ぶ鳥たちの下の岩でちょこんと座っている影を指差した。

私達は彼に手を振り,そして博さんは自分の帽子を手に持って,手を振り返した。

私達の船が北へ進路をとると,陽は沈み始めた。アホウドリは波のてっぺんを滑空して越えた。

P.13

一羽が船首の当たりを通過した。

速度を増しながら,大きな波の影に姿を消し,素早く上昇し,空の中へとまっすぐに舞い上がる。

速い速度でこのようにあのように飛びながら,戻ってきた。

ついに,水平線の方へと飛んでいき,そして,海のかなたへと姿を消した。

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